Academy Founder
木村 晋一朗
理学療法士 / フィジオサロンキムラ代表 / Physio Kimura Academy(フィジオキムラアカデミー)主宰
「なぜ良くなったのか」を言語化できる理学療法士を増やしたい
理学療法士として18年間、約5万人の患者さんと向き合ってきました。 整形外科・神経系・慢性痛・スポーツ傷害まで幅広く担当してきました。
若手の頃、ずっと悩んでいたのは「なぜ良くなったのか説明できない」ということでした。 感覚で治療できても、言語化できなければ再現性がない。 同僚に教えることもできない。
そこで私が積み上げてきたのが、「仮説カテゴリー」を軸にした 臨床推論の枠組みです。このアカデミーは、その思考の枠組みをオープンに共有する場として作りました。
Lineage
受け継いだもの
理学療法士になって数年、私はずっと不安でした。患者さんが良くなっても、 「なぜ良くなったのか」を自分の言葉で説明できなかったからです。
その答えを探して、私は新潟医療福祉大学大学院の門を叩きました。 そこで徹底的に追求されたのは、「なぜ良くなったのか」の前にある問い—— 「いま、何が、どうなっているのか」でした。 目の前の身体で何が起きているのかを言語化できなければ、なぜ良くなったのかは永遠に語れない。 クリニカルリーズニング(臨床推論)——感覚を論理に変える思考法を、体系的に叩き込まれました。
18年の臨床と、この系譜。私がアカデミーで伝えたいのは、特別な手技ではありません。 「なぜ効いたのか」を言語化する力——あの日の私が一番欲しかったものを、 今度は後輩のあなたへ繋ぐこと。それが、私の使命です。
数字で見る経歴
18年
理学療法士としての
臨床経験
5万人
これまでの
治療・介入実績
院長
フィジオサロンキムラ
代表
経歴
1985年
愛知県生まれ(昭和60年10月19日)。守山区で育つ。大永寺保育園・二城小学校・守山西中学校を経て、春日井南高校へ
2004年
18歳で専門学校 星城大学リハビリテーション学院へ入学(3年間)
2007年
21歳で卒業・理学療法士免許取得。医療法人宏和会あさい病院(瀬戸市)入職(5年間)
2012年
26歳で四軒家整形外科クリニック(尾張旭市)へ(1年半)。整形外科疾患を中心に臨床経験を積む
2013年
28歳で医療法人ひさごクリニックかけはし(中村区)へ(1年半)。介護保険分野で通所リハビリと訪問リハビリを学ぶ
2015年
29歳で職場を離れ、新潟医療福祉大学大学院(高度専門職大学院)へ進学。アルバイトで生計を立てながら2年間を学びに専心し、臨床推論・疼痛科学を研究テーマに修士号を取得
2017年
31歳でベル整形外科クリニック(尾張旭市)へ(5年間)。スポーツ障害・慢性疼痛まで幅広く担当
2022年
36歳でフィジオサロンキムラ開業(名古屋市守山区・7月)。自費の現場で「仮説カテゴリー」を軸にした臨床推論を実践
2024年
38歳でPhysio Kimura Academy 設立。臨床記録・Red Flagを体系的に発信開始
2026年
40歳。自サロンのバックオフィスをAIで自動化した実践をもとに、整体院・サロン向けのAI導入支援サービスを開始
資格・学歴
📜 資格
- ・理学療法士(国家資格)
🎓 学歴
- ・専門学校 星城大学リハビリテーション学院
- ・放送大学
- ・新潟医療福祉大学大学院(修士)
専門・得意分野
運動機能障害の臨床推論
腰部・下肢・上肢・肩甲帯など、複合的な機能障害の評価と鑑別
痛みのメカニズム解説
侵害受容性・神経障害性・痛覚変調性疼痛の分類と、中枢感作の理解にもとづく介入戦略
Red Flag の見極め
見逃してはいけない重篤疾患のスクリーニングと紹介判断
患者説明・言語化
患者に伝わる言葉で「なぜ痛いか」「どうすれば良くなるか」を説明する技術
エビデンスと臨床の統合
論文・研究を現場に落とし込むPEICO/PICO思考
若手セラピストの育成
勉強会・記事を通じた次世代理学療法士の臨床推論力強化
なぜアカデミーを始めたのか
理学療法士の世界には、「臨床経験を積めば自然に上手くなる」という暗黙の文化があります。 しかし私はこれに強い疑問を持っています。
経験は大切ですが、それだけでは、画像や診断名だけで患者さんを見てしまう落とし穴から抜け出せません。 「MRIで椎間板ヘルニアがある=それが原因」という思い込みで、本当の問題を見逃す。 私自身、大学院の実習で診断名に引っ張られたまま問診に入り、 答えがパターンに一致せず「頭が真っ白になった」と自分のレポートに書いています。 診断名は仮説のひとつであって、正解表ではありません。
このアカデミーは、経験だけに頼らず、再現性のある臨床推論の枠組みを身につけるための場所です。 修士課程での研究、18年の臨床記録、5万人との関わりから生まれた「一次情報」を、 若手理学療法士にオープンに届けたいと思っています。
もうひとつ、このサイトには大きな願いがあります。協会はかつて、開業を目指していました。しかしその夢は、社会保障費の逼迫とともに「保険の中の開業」としては閉ざされ、いつからか目標から消えました。保険の外でなら、道は今も開いています。ただしその道は、理学療法士一人ひとりの臨床推論が積み上げる信頼の分しか、広がりません。
臨床推論力が上がれば、目の前の患者さんからの信頼が上がる。その積み重ねの先にしか、「理学療法士が堂々と開業できる未来」は来ない——私はそう考えています。だからこのサイトには、臨床推論も、開業のノウハウも、私が学んだすべてを置いていきます。
「言語化できる臨床」は、あなたの自信につながります。